法人でスマホなどの携帯が業務で必要になる場合もあるでしょう。
業務上で携帯が必要という場合に経営者を悩ませる問題の1つが、新たに端末を購入してキャリアと契約するのか、それともレンタル携帯で済ませるのかという点です。
お得な方を契約したいと考えても、どちらの選択肢がお得かという点は、個々の状況に応じて異なります。
そのためレンタル携帯の特徴を考慮しながら、自社の状況にとってお得な選択肢について考えて選ぶようにしましょう。
基本的にレンタル携帯は、短期間だけ契約したいという法人にとってお得な選択肢です。
例えばイベント時や出張中の社員に一時的にスマホを貸し出したいという場合もあるでしょう。
利用期間が限られている場合であれば、レンタル携帯を利用することで出費を抑えられる可能性が高いです。
ただし長期間利用するのであれば、レンタルするより購入したほうがトータルで考えると出費が抑えられる可能性が高いという点を押さえておきましょう。
またレンタル携帯には、貸出期間を自由に選択できるという特徴があげられます。
イベントが開催される1日のみ、出張中の1週間だけ、もしくは半年間利用するというように、自由に貸出期間を設定できます。
柔軟に利用期間を決めることで、お得に利用できる可能性が高いサービスです。
ただし利用する業者ごとに最低利用期間が異なる場合もあるため、最低利用期間と対応可能な日数を確認したうえで契約するレンタル携帯を検討することが大切です。
法人での利用を考えた際、レンタル携帯には資産計上が不要というメリットがあります。
会社で端末を購入した場合、その端末は会社における資産という扱いになるため、資産計上が必要です。
ですがレンタル携帯なら減価償却が不要で、賃貸料という形で経費を処理すればいいため、経理の負担を軽減することが可能です。
メリットがある一方、長期の利用だと割高になる可能性もある、途中解約は違約金が発生することがある、紛失や未返却は高額請求が発生するリスクがあるといった注意点も存在しています。
メリットだけに注目して契約をしてしまうと、デメリットとなる部分に直面した際、後悔するかもしれません。
メリットとデメリットの両方の側面から、購入とレンタル携帯を比較し、自社の状況においてより良い選択ができるようにしましょう。
今のことだけではなく、長い目で見てどちらが会社にとってお得な選択肢か検討することが大切です。